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Gentle Moods

Gentle Moods    岡安芳明

KING RECORD
KICJ-322
Recorded 1997/08/03,04


1.Stars Fell On Alabama
2.Delilah
3.The Things We Did Last Summer
4.Winking
5.Don't Explain
6.Autumn In New York
7.Lonesome Eyes
8.My Romance
9.West Coast Jam
10.Morning Of Carnival
11.Dear


[Personal]
Yoshiaki Okayasu
Tohru Anbo
Keiichi Yoshida
Teiji Sasaki
Nobuhiko Yamashita





今回紹介するジェントル・ムーズは、

この作品の翌年に、あの世紀の名盤LIVE AT "BASH"が、

発売されているとあって、非常に興味深い作品なんですが、

どうだったかというと、

ずばり‥‥やっぱり良い(笑)。

こうやって、ずっと安保テナーを聴いていればいるほど、

安保徹のテナーの音って、安保徹にしか出せない音なんだと思う。

わかりますよね‥聴いた事のある人は(笑)。

ナチュラルで、深くてロマンチックな音‥

出せないですよ‥そんな音でないですよ‥なかなか(笑)。

よく安保先生のテナー聴いて、皆が感じるのが、

安定感とスリルの絶妙なバランスって言うのですが、

ずばりそれなんですよね‥。

安定感だけな人もいるし、スリルだけの人もいる‥

でも、この両方を持ち合わせている日本のテナー吹きは

安保徹しかいないんです。

世界中を見渡しても、そんなにいないんじゃないでしょうか。

この作品の安保先生は、やはり脇役的な役割を担っているんですが、

脇役に納まりきらないんですよね‥この人のテナーは(笑)。

サブにしようとしても、完全にメインになっちゃってます。

安保先生と組んでいない岡安芳明作品で、

テナーが入ってるものを聴くとすぐにわかるんです。

そのテナーは完全に脇役なんです。完全に横に追いやられています。



実際、岡安さんと組んでいる安保先生は、

まだ自分の本当にやりたい事を少し抑えているのだと思います。

だって、まだ2番手的だし、実際本人も言ってましたからね‥(笑)。

この岡安さんと組んでいた素晴らしい90年代を経て

安保テナーがやりたかったことが凝縮された

あの名盤LIVE AT "BASH"発売されたんでしょう。

水を得た魚のようにブロウしまくる安保テナーは、

聴く側にも、これ以上無い感動を与えてくれます。



話は戻りますが、このジェントル・ムーズという作品‥

前回紹介したMidnight Groove  岡安芳明 QUARTET plus 1

よりも、内容は非常に濃いものに進化してると思います。

実際のところ素晴らしい曲がたくさんあります‥

というか全部素晴らしいです(笑)。

最初のStars Fell On Alabama聴いただけで、

ニンマリしてしまった僕でした(笑)。

あ!!しまった‥(笑)、安保先生のことばっかり書いてしまった‥

岡安さんごめんなさい(汗)。

 






Lonesome Eyes Yoshiaki Okayasu Gentle Moods 1997
Yoshiaki Okayasu(g) Tohru Anbo(ts) Teiji Sasaki(b) Nobuhiko Yamashita(ds)

 




テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

Midnight Groove  岡安芳明 QUARTET plus 1

Midnight Groove  岡安芳明 QUARTET plus 1

1.Gravy Night
2.Midnight Groove
3.Kenny's Mood
4.Little Boy
5.Treasure
6.Moonlight In Vermont
7.Blue Rain
8.Caravan
9.Dreamy
10.Blues For Doug
11.Whirl Wind

[Personal]
Yoshiaki Okayasu
Tohru Anbo
Ken Kaneko
Setsuo Sato
Tatsuji Yokoyama

KING RECORD
KICJ-164
Recorded 1993/05/14,15

内容(「CDジャーナル」データベースより)
今津雅仁(ts)のグループ「スティッキー」で活躍しているギタリスト,岡安芳明のデビュー・アルバム。自ら信奉するケニー・バレルの名盤『ミッドナイト・ブルー』をお手本にしたサウンドは,ハードボイルドな都会の夜を思わせる音作りとなっている。







今日は、この作品での安保徹というテナー吹きについて

じっくり語りたいと思います。



僕は、正直言って、この作品の安保テナーを聴いたとき、

素晴らしいなぁ!と、心のそこから感動しました。

はっきり言って、自分の期待以上の素晴らしさでした。

素晴らしい素晴らしいって、何が素晴らしいの?って思うでしょ(笑)。

それは、簡単に言えば、スタンリー・タレンタインという

ブルーステナーマンが、今まさにそこにいる感じがするんです。

安保テナーが、まさにタレンタインそのものに感じるんです。

まさに今、タレンタインが参加しているように感じるんです。

その感覚はなぜか?答えはこうです‥

タレンタインにまったくひけをとらないプレイをしているからでしょう。

あのビックテナーのブルーステナーの帝王にひけをとってないんですよ!

コレは凄いことですよ!!

まさに、あの素晴らしい時代の、

その中でもビックテナー‥グレートテナーと呼ばれる人に

まったく対等にわたりあってるわけですから‥。



じゃあ、なぜ安保徹というテナー吹きが、

こんな素晴らしいテナーを吹けるのか‥。

皆さんわかりますか(笑)。

僕も色々素人ながら考えましたが、

結局答えはコレだと思います。

もしかして、それは僕が安保先生に直接会って習ったから

わかったことかもしれません。



それは、タレンタインがいたこの素晴らしい時代の、

素晴らしいジャズメンたちがいたこの時代のことを、

心のそこから好きだから‥愛してやまないからだと思います。



それは、僕らのような一般ピープルが、好きだとか愛しているなどと

言う領域を、はるかに超越していると思います。

如何に真剣に‥深く‥深く愛しているかが、この時代のテナーを

存分に感じさせてくれる理由だと思います。

その人それぞれの考え方の価値って

その人それぞれの人生の価値って

そういうところで決まるんじゃないかと最近つくづく思います。

どれくらい、ひとつの事柄に対して掘り下げて考えられるか。

ものの上っ面だけしか見ない人もいれば、

凄く深く‥底なしの沼のように深〜く追求する人もいます。

この作品の安保徹のテナーを聴いて、

それを感じ取ることが出来たら、

それは、あなたの感性が間違っていないことを証明しているでしょう。

是非、安保先生のテナーを一度聴いてみてください。




Treasure Yoshiaki Okayasu Quartet + 1
「Midnight Groove」Tohru Ambo (ts)



どうでした?

感じ取ることが出来ましたか?(笑)。

 

安保徹




テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

ザ・ニューエスト・ボス・ギター

ザ・ニューエスト・ボス・ギター   岡安芳明 安保徹

1. ドント・ユー・ノウ・フー・イズ・ザ・ボス?
2. グッド・ディード
3. アフェクション
4. ミッドナイト・シティ
5. イーズ・オブ・マインド
6. ストロング・ボス
7. ブラック・カー
8. モーニング・カーム
9. リアル・インテンション
10. リトル・ガール・ブルース

Yoshiaki Okayasu
Tohru Anbo
Yutaka Shiina
Shigeo Aramaki
Junji Hirose
Tomonao Hara



内容(「CDジャーナル」データベースより)
若手ギタリストの注目株岡安の2作目。彼のテクニカルなギター・ワークと共に,若手ミュージシャンたちに溌剌としたプレイが作品に一層の聴き応えを付け加えた。とくにピアノの椎名と3曲にゲスト参加したトランペットの原が絶好調ぶりを発揮する。







こんなに安保テナーが堪能できる作品も少ないですね(笑)。

あの超名盤!ミッドナイト・グルーヴの後の作品とあって、

どんなもんだろうと、かなり期待大で聴いてみたのですが、

まったく期待を裏切らなかったです(笑)。素晴らしいの一言!!

全曲素晴らしいです‥。

特にアフェクションなんか最高です。

なぜか、安保テナー聴くと感動するんですよね。



安保先生は僕にしきりにこういい続けました。



「ジャズにはテナーが一番しっくりくる。

テナーで一番肝心なのは、自分のテナーの音のミドルトーンを

どこに持ってくるかだ。

自分が一番リラックスして、楽に軽く吹いている音を

自分のミドルトーンにしろ!」



大きく強く吹いた音を自分の真ん中の音量の音にするのではなく、

自分が一番リラックスして軽く吹けている音量をミドルトーンにする。

このCDの安保先生のテナーの音聴いていると、

すごく、声帯が鳴っている感じしませんか?

リラックスしたのどの声帯の部分が、楽器と共鳴してる感じ。

コレがすごい魅力のある音色を持つテナーマンには共通なんです。

楽器の音だけがしてるんじゃなくて、

安保徹先生の、喉の声帯の部分の音がする感じ(笑)。

しかも、よくリラックスして、大きく開いて、

ハー!とか、アー!みたいな感じ。

ここで全てが決まってるんですよね(笑)。

だから安保テナーの音には魅力があるんですよね。

安保徹にしか出せない音ですから(笑)。

他の人の声帯では出ないでしょうね‥この安保テナーの音は。



よく、ちまたのプロは安保先生のことを、

「音は良いんだけどね〜‥」とか、

「音はすばらしいんだけどね〜」とか言うらしいんですが、

それって、一番大事なことだし、それが全てだと思いませんか?

声に魅力が無くて、下手な人の歌なんて聴いてられないじゃないですか。



僕が安保先生の初めてのレッスンの時に言われたことがあります。

「俺は、テクニックなんてまったく興味が無いんだ。

テクニックなんて、時間がたてば必ず身についてくるだろ。

だから、最初は良い音出せるようにしなきゃダメだ。

テクニックなんて、いずれ身につくから。」



まさにその通りだと思います。

どんなにテクニックがあっても、スウィングしてない演奏なんて、

全然興味なしです(笑)。

だから僕は、マイケルブレッカーや、ブランフォードマルサリスは

全然聴きません。聴いたけど興味がわかないんです。

安保先生に比べたら全然スウィングしてないからです。

あんなに簡単にセントトーマス吹いてしまうブランフォードマルサリスは

いったいなんなんでしょう(笑)。

あんなんだったら、俺のチーズケーキのほうが全然スウィングしてるよ!

って、安保先生は言ってましたよ(笑)。







Yoshiaki Okayasu - Midnight City
The Newest Boss Guitar
Yoshiaki Okayasu(g) Tohru Anbo(ts) Yutaka Shiina(pf) Shigeo Aramaki(b) Junji Hirose(ds) 1995






Yoshiaki Okayasu - Little Girl Blue
The Newest Boss Guitar
Yoshiaki Okayasu(g) Tohru Anbo(ts) Yutaka Shiina(pf) Shigeo Aramaki(b) Junji Hirose(ds) 1995



テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

ディア・・・

Dear・・・ 岡安芳明 安保徹
岡安芳明 (アーティスト, 演奏), 金子健 (演奏), 山下暢彦 (演奏), 安保徹 (演奏)


1. アズ・ロング・アズ・アイ・リブ
2. フォー・オール・ウィ・ノウ
3. サヴォイでストンプ
4. コットン・テイル
5. ソフト・ウインズ
6. フラミンゴ
7. レディー・イズ・ア・トランプ
8. モーテン・スイング
9. ヒア・カムズ・CT
10. ロータス・ブロッサム
11. マイ・シップ

内容(「CDジャーナル」データベースより)
大人のジャズ・ファンの間で人気上昇中のギタリスト、岡安芳明の最新作。表題曲などスタンダードを中心に、最新技術を駆使したレコーディングでこだわりの美音を聴かせる。




何と素晴らしい音なんでしょう‥(笑)。

この作品は、岡安&安保コンビの中で、

唯一、安保徹先生が

コーンのチューベリーを吹いている時代のものと思われますが、

キングのシルバーソニックと比べると、

その差は歴然としています。

素晴らしい音です‥本当に。

是非聴いてみてください。

日本一‥いや、ある意味世界一かもしれない安保徹のテナーの

素晴らしい音が、存分に味わえる作品となっています。

僕が聴いた事のある安保作品の中で、

一番録音は素晴らしいです。文句なし!最高です。



As Long As I Live - Yoshiaki Okayasu
「Dear」
Tohru Anbo (ts) Yoshiaki Okayasu (g) Ken Kaneko (b) Nobuhiko Yamashita (ds)
Recorded at 2001/06/17,18
Paddle Wheel KICJ-417




テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽



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