Great Time 山中良之1 All the Things You Are (04:01)
2 Make the Man Loves Me (05:52)
3 Great Time (05:34)
4 Who Can I Turn To (06:18)
5 Charlie (04:12)
6 Body and Soul (06:37)
7 Let's Cool One (07:45)
8 Whatever Possesed Me (05:51)
Yoshiyuki Yamanaka - tenor saxophone
Junior Mance - piano
Earl May - bass
Ben Riley - drums
Recorded at Clinton Studio A, New York City, Oct. 13 & 14, 1999
僕が山中先生に習い始めて3〜4ヶ月が経とうという時
先生のレッスンルームには
このGreat Timeが置いていなかったので
「先生!グレートタイム売ってくださいよ!」って頼んだら、
少し間をおいて、「よし!ちょっと待っていろ!!」と言って
石森管楽器の倉庫まで、このCDを取りにいってくれた。
そして、僕が買ったその後は、
レッスンルームにCDずっと置いてありました。
やっぱり他の生徒さんは
意外とそういうこと言わないみたいですね(笑)不思議〜!!
僕はこの作品を、2ヶ月間、
この作品だけをずぅ〜っと聴いていた時期がありました。
先生にそのことを話したら、
ばかじゃないか!(笑)って言われちゃいました。
でも、その後一言僕が、
「このCDの録音の先生のテナーの音、すごくナチュラルですよね!」
と言ったら、先生が、僕をギロッとにらみつけてこう言いました。
「この録音では、何にもエフェクトかけていないんだ。
リバーブをほんの少しだけかけただけ。
だからまったくごまかしが効かなかったけどね。」
そう‥そうなんです。普通はエフェクトなり何なりをかけて
ちょっとでもかっこよく聴こえるようにしてるモンですが、
この作品に関してはそれが一切無いのです。
それが僕のはまっちゃった理由です。
このピアノがマンスじゃなければなぁと
少し考えちゃう部分もありますが、
マンスだったからこそ、この作品の軽快で明るい元気なノリが
あるんだろうと思います。
見せ場はLet's Cool One と、
Whatever Possesed Meでしょう!!
これ聴くと、あの音色に対して
必至に考えていたころが懐かしくなります。
今の時代って、欲しいものを手に入れようとすると
すぐピンポイントで手に入るじゃないですか。
欲しい情報を手に入れようと思えばネットで検索でOK!
でも、本当は探したいものを探しているその行程こそが大事!
探しているうちに、他の関連のあるいろんなものに出会い、感動し、
そして、自分の血となり肉となっていく。
そして、それが自分の創造力となり、創るという作業の助けになる。
安保先生にレッスンで、一番初めに言われたことは、
ひとつのエチュードでも、それを吹いている人間によって、
そのエチュードの重要性は全然違ってくると言うこと。
ひとつの楽譜をみて、おたまじゃくしだけ追って吹くだけの人と、
なんで、こんなエチュードを書いたんだろうとか、
何をこの楽譜を書いた人は言いたいんだろうというところまで考える人。
ひとつの事柄に対して、それをつまんないものにしちゃうのか
それを最高のものにするのかはその人次第(笑)。
それが、その人の人生の価値を決めるものであり、
一番大事なことではないかと思います。