I'm Old Fashioned Barry HarrisBarry Harris ( Piano )
Leroy Williams ( Drums )
George Mraz ( Bass )
Barry Harris Family Chorus ( 3 & 9 )
1 ジャスト・ワン・オブ・ゾーズ・シングス
2 アイル・ウォーク・アローン
3 オータム・イン・ニューヨーク
4 アイム・オールド・ファッションド
5 アイル・キープ・ラビング・ユー
6 神の子は皆踊る
7 アイ・ウェイティド・フォー・ユー
8 プリティ・ママ
9 イフ・アイ・ハド・バッド・ワン・ドリーム
内容(「CDジャーナル」データベースより)
当時、バリー・ハリスは69歳。本作は流麗なピアノ・テクニックを楽しむ向きにはお薦めできないが、ハリスのベテランらしい滋味豊かなピアノ・プレイには、独特の枯れた味わいがある。そして、演奏によってはビ・バップの時代を生き抜いてきた男の矜持も感じられる。
90年代の最高傑作 In Spain の録音のあと、
93年に、バリーさん病気してます。
脳卒中です。そして、一時活動を休止していましたが、
そこから復活し、円熟の域に達したバリーさんの作品が、
このI'm Old Fashioned と、First Time Everであります。
アイル・キープ・ラビング・ユー 最高ですね。
今までで最高のアイル・キープ・ラビング・ユー を聴いた気がします。
神の子は皆踊るは、バドの愛奏曲で、これもまた素晴らしい。
そして注目なのは、3曲目と9曲目の
Barry Harris Family Chorus参加の2曲でしょう。
これはバリーさんのピアニストとしての活動とは別に、
83年にジャズ・カルチュラル・シアターを主宰して以来、
長年にわたり継続して続けられている後進への指導と
ジャズの精神の伝道を目指したワークショップ活動の教え子達と
バリーさんの友人達が、集まって結成したグループで、
お世辞にも音程が良いとはいえないコーラスに、
バリーさんも冷や汗ものだったろうなぁなんてほのぼのとした
雰囲気が感じられて、思わず心があったかくなってしまいました。
ちなみに9曲目のイフ・アイ・ハド・バッド・ワン・ドリームは、
この作品の録音の1ヵ月半前に亡くなった、
ジョン・ガルシア・ゲンゼル牧師という、
デューク・エリントンの葬儀の司祭も務めたという
熱心なジャズのジャズの支援者でもあった方を
トリビュートした曲で、素晴らしいです‥本当に(笑)。
なんかこのCD、聴いていてとても幸せな気分になれました。
バリーさんの本質に、少しだけ近づけた気がします。