
Misty Night 安保徹
1 Basic Birks
2 Body And Soul
3 Little Willie Leaps
4 On A Misty Night
5 Picture Heath
6 You've Changed
7 Red Top
8 Sid's Delight
9 Body & Soul(Bonus Track)
内容(「CDジャーナル」データベースより)
デクスター・ゴードンばりの音色とフレージングで、いまや貴重なバップ・テナーを信奉する安保(1963~)のリーダー第2弾。バリー・ハリスの流れを汲む太田寛二を含むレギュラー・カルテットで、タッド・ダメロンやジミー・ヒースといった名手たちの佳曲を鮮やかに聴かせる。★
HMV レビュー
安保徹(ts)大田寛二(p)佐々木悌二(b)村田憲一郎(ds)2003年12月録音。
現代日本ジャズのテナー・タイタン、安保徹の待望のセカンドアルバム。本作では再びコンビを組んだ大田寛二のスインギーでメロディアスなピアノに乗って、メロディストぶりを発揮した安保のバラード・プレイを中心に収められた。
深く心に響く音色と、原曲の雰囲気を生かしたアドリブ・フレージンング、さらに50年代のデクスター・ゴードンが持っていた、独特の優雅な雰囲気を受け継いだ稀有な才能は“Body And Soul”の後半部を聴けば明らか。
“You've Changed”では、この曲の持つ恨みがましい曲想を見事に生かしきった演奏が展開、本作品中でも白眉といっていい優雅な世界が進行する。
どうしても、このMisty Nightという作品を、
しっかりとしたかたちで解説しておきたくてアップしました。
まさに、このCDが発売されたころに
僕は安保先生に習っていたんです。飯田ジャズスクールで。
そして、ライブも観に行きました。
正直このCDが発売される前だったんですが、
内容はまさにこのMisty Night を意識したものでした。
単なる昔のジャズの模倣のようなライブではなく、
今、まさに、そこに、ビバップがある素晴らしいライブでした。
会場のお客さんたちも、感動の雨あられでした。
凄く気持ちよくなってみんな上機嫌になっていました。
僕個人としては、On A Misty Night とYou've Changed が
とても印象に残っています。
On A Misty Nightの、あの高い音出す時の、
安保先生の少し姿勢を低くして、天に向かって吹くようなアクション‥
すごく‥大切に‥上品な音を奏でていました。
You've Changed の演奏の時は、
お客さん全員が静まり返り、その安保テナーの音に恋していました。
You've Changed の演奏が終わった時、
お客さんのリアクションどうだったと思います?
それはですねぇ‥(笑)
皆、唸ってました‥安保テナーの素晴らしい演奏に(笑)。
声も拍手も出来ませんでした‥全員が‥素晴らしすぎて。
このライブを観た僕にとって、
このCDはその時の記憶を思い出させてくれる
大切な‥大切な宝物なんです。
正直、このCDを聴いた皆さんが、
僕と同じだけの感動を味わえるのかどうかはわかりません。
このMisty Night というCDは、
安保テナーの最高峰に君臨する作品です。
安保テナーの真髄は、やはりバラードにあると思いますし、
そのバラード色が強いこの作品こそが、
安保テナーの絶頂期を記憶した、大切なものだということは
皆さん知っておいてください。
Red Top - Toru Ambo Quartet
MISTY NIGHT 安保徹(ts) 太田寛二(p) 佐々木悌二(b) 村田憲一郎(ds) Rec:2003年 12月 What's New Records 2003