ズートは素晴らしい尊敬すべきテナーマンだと思う。
でも、ズート自体は素晴らしくても、
バックのリズムセクションのメンバーが誰なのかとか、
録音の状態とかで、
どうしてもイマイチものと、名盤と呼ばれるものは
分かれてしまうだろう。
これは1956年の録音のものだが、僕は名盤に入ると思う。
晩年のズートらしい、ズート節はまだ無く、
いかに、レスターヤングの影響が絶大だったかが色濃く出ている。
まさしくレスターそのもの。レスターを少しだけモダンにした様。
しかし、演奏は素晴らしい。僕は非常に好きだ。
ある意味、あのワーデルグレイのまろやかなテナーにも
負けないくらい素晴らしい。
ズートの若いころのテナーを聴きたいのなら、
是非これをお勧めします。
これより少し後の時代になると、ズートらしさが出てきちゃいます。
デックスのHot&Coolのようなレスターの影響を
いかに受けているかがわかる非常に貴重な
しかも内容も素晴らしい一枚です。
