このブログを、楽天とは別に立ち上げて、早2ヶ月が過ぎようとしています。
そして、最近になって色んな人から、
「あなたのビバップに対する精神、価値観、考え方に感銘を受けました。」
と言う趣旨のメッセージをたくさん頂いています。
僕も、なぜこんなにがんばって毎日更新しているんだろう?‥と思うことがよくあります。
でも理由は一つしかないんです。
それは、ビバップの素晴らしさを知ってもらいたいから。
ビバップビバップうるさく言うけど、ビバップって何なんだ?と思う人もいるでしょう。
そして、歴史的観点からのビバップを説明した文章はたくさん目にしますよね。
でも、僕はそれを‥その素晴らしさを一言で言います。それは‥
「一番ミュージシャンサイドな音楽であり、ジャズであること。」
スウィングジャズ全盛であったあの時期に、
バンドでの決まった演奏では物足りず、
ミュージシャン達が夜中に小さなクラブで腕を競い合い、
自分のジャズというものを表現し合って、
それを、耳の肥えた聴衆が観に来るようになって、
それが結果的にジャズの革命へとつながったビバップ。
その後につながる色んなジャズ‥モードジャズや、フリージャズなどの革命とは
比較にならないほどのエネルギーを持っているのです。
一番ミュージシャン達が楽しんで演奏しているビバップって、
聴いている人にも、一番その楽しさが伝わってくるのですよ。
その作り込まれていない‥ミュージシャンの素が出る音楽って、
最高に楽しくて、最高に悲しくて、最高に感動するんですよね。
現代のポップスやフュージョンは、どうしても聴いてる側から遠い感じがする。
壁一枚隔てて、どこか自分の心と遠いところで演奏してる気がするんです。
ビバップと言うと、激しいとか‥うるさいとか‥スピードが速いとか‥難しいとか‥
そういうイメージを持つ人がよくいますが(僕も昔はそうでした)、
そうじゃないんですよね(笑)。
そのハートの部分を感じ取ることが出来ると、
いかにあのモダンジャズ創成期の時代が素晴らしかったかがすぐに理解できるはずです。
そして、忘れてはならないのが、ビバップは今も続いていると言うことです。
ジャズ年表を観ると、ビバップってあの時代だけのように書いてあるのですが、
そうじゃないんです。今でもビバップの魅力にとりつかれて、
そしてその素晴らしいジャズを演奏している人たちがいるのです。

The Scene Is Clean 金子亜里紗
1 The Scene Is Clean / Tadd Dameron
2 A.Bebop Carroll / Tadd Dameron
3 Bevan's Birthday / Tadd Dameron
4 Nothing Like Playing Blues / Fumito Takeuchi
5 Soultrane / Tadd Dameron
6 My Sound In The Pocket / Fumito Takeuchi
7 On A Misty Night / Tadd Dameron
8 Box Junction / Arisa Kaneko
9 A Tipsy Walk / Arisa Kaneko
10 Send For Your Tenderness / Arisa Kaneko
11 Our Delight / Tadd Dameron
勢いに乗る“ビバップ・ガール!”金子亜里紗のサード・アルバム。第三作は竹内郁人(ふみと)のオリジナル2曲とアルトをフィーチャー、金子も3曲を提供し、そのほかの6曲が金子が信奉するタッド・ダメロンの作品。いつもながらけれんみのない金子のビバップへの素直なジャズ魂が爆発!正に「ビバップ・ガール」の本領発揮の第三作となった。
金子亜里紗 (p)
竹内郁人 (as) 池尻洋史 (b) 矢嶋正義 (ds) 2006/11/17〜18 河内スタヂオにて収録。
↑これ、今、一番購入しやすくて一番乗りに乗っているビバッパー達の作品です。
ビバップってこんなに素晴らしいの!って感動を味わえる一枚となっています。
是非聴いてみてください。そして9曲目のA Tipsy Walk聴いてみてください。
僕の言いたかったことがすぐにわかってもらえると思います。
そして同時に、こんなに素晴らしい世界を
知らなかったことを後悔するかもしれませんよ(笑)。